kansai.com トップ

広告



トップ > 映画 > インタビュー >『リアル鬼ごっこ』記者会見  柴田一成監督  石田卓也  谷村美月

『リアル鬼ごっこ』記者会見

山田悠介のベストセラー小説を映画化!「スピード感のある映画。ドキドキ、ワクワクできる」
 

2007年の『アポカリプト』(メル・ギブソン監督)と『ボーン・アルティメイタム』(マット・デイモン主演)、さらに2008年の『28週後...』(ロバート・カーライル主演)に続く“全力疾走ムービー”が、この日本で誕生! 山田悠介の同名小説を映画化した『リアル鬼ごっこ』(2008年2月2日(土)より公開)だ。

物語の舞台となるのは、「日本一多い“佐藤”姓の数を減らす」という国王の理不尽な号令のもと、“佐藤さん狩り”が行われているパラレルワールド。この“もうひとつの日本”に、ひょんなことから迷いこんでしまった男子高校生・佐藤翼が、「鬼」と呼ばれる狩りの追っ手たちを激走で振り切りながら、素性の知れない国王の正体に迫っていく。

本作で長編監督デビューを飾ったのは、『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』(2007)などのプロデューサーを務めた柴田一成。そして主人公の佐藤翼を『グミ・チョコレート・パイン』(2008)の石田卓也、その妹・佐藤愛を『檸檬(れもん)のころ』(2007)の谷村美月が演じている。

先日、この『リアル鬼ごっこ』のPRのため、柴田監督、石田、谷村が来阪。記者会見を行った。

原作は2001年に発表されたベストセラー小説。柴田監督は「“佐藤”姓の人々が追いかけられるという設定が奇抜。原作を読んで“若い感性”という感想を持った」と驚きを口にする。また、映画化する際のポイントとして「主人公が別世界を行き来する、そのカラクリをうまく描ければ、きっとおもしろいものになると思った。原作はホラー的でダークな世界観があったけど、映画では、『妹を守りたい』という主人公の家族愛を芯にして、そこにアクションを絡めた」と語った。

メインキャストを務めた石田と谷村は、柴田監督が「アクション映画ではあるが、しかし『しっかりとした芝居ができる』という点にこだわった結果、2人をキャスティングした」と太鼓判を押すほどの実力派で、ともに出演作が絶えない注目株である。

石田は2005年、『夜のピクニック』という“歩く映画”に出演。それを引き合いに出して筆者が「歩いたり走ったり、大変ですね」と声をかけると、「なぜかこういう役、多いですね」と笑った。「今回はものすごく走りました。撮影前もかなり走りこんで、役に挑みました。監督からは『とにかく必死な顔をして走ってくれ』とリクエストを受けたので、必死に走りました」。野球や水泳をやっていたという石田だが、それでも体力的にはかなりハードだった様子。苦労しただけに「スピード感のある映画。『次はどうなるんだろう』とドキドキ、ワクワクさせてくれる」と言葉にも自然と力が入る。

逆に谷村は「石田さんに比べると私は走るシーンが少ないのですが、スポーツが好きなので、もっと走りたかった!」と、意外(?) にも肉体派であることを告白。本作の魅力については「ストーリーの展開が早いので、気持ち良く観ることができるはず」と、石田同様に疾走感であると答えた。また柴田監督から「蒼井優さんらとともに、日本を代表する若手女優」と絶賛される演技面では、「あまり挑戦したことのない、不思議な感じだった」と、良い意味でつかみどころのない、自身の中でかなり新鮮な役であったと語る。

そして最後に映画の見どころについて尋ねると、石田と谷村は「走りっぷりです!」と口を揃えてアピール。柴田監督は「映画ならではの新しい要素も盛りこんでいるから、原作を読んだ人でも、先の展開が読めないはず」と自信をみせた。


Text:田辺ユウキ


>> 作品紹介へ

>> 公式サイト

この作品について記事を書く

柴田一成監督

柴田一成監督 プロフィール
1967年、東京都生まれ。1992年、音楽・映像ソフト制作会社「パイオニアLDC(現ジェネオン・エンタテインメント)」に入社。プロデューサーとして『渋谷怪談』(2004)、『笑う大天使(ミカエル)』(2006)、魍魎の匣(もうりょうのはこ)』(2007)などを手がける。また2002年には、中篇のホラー映画『もうひとりいる』で監督を務めている。


石田卓也

石田卓也 プロフィール
1987年、愛知県生まれ。2002年に「第15回JUNON SUPER BOYコンテスト」でフォトジェニック賞を受賞し、芸能界入り。2005年、映画デビュー作『蝉しぐれ』でキネマ旬報ベスト・テン日本映画新人男優賞受賞。主な映画出演作は『夜のピクニック』(2006)、『キトキト!』(2007)、『グミ・チョコレート・パイン』(2008)など。2008年の公開待機作は『東京少年』、『死神の精度』、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』など。


谷村美月

谷村美月 プロフィール
1990年、大阪府生まれ。2002年にNHK連続テレビ小説『まんてん』で女優デビュー。2005年、映画初出演にして主演を務めた『カナリア』で第20回高崎映画祭最優秀新人賞を受賞するなど、高い演技力が注目される。主な映画出演作は『かぞくのひけつ』(2006)、『檸檬(れもん)のころ』『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』(2007)など。2008年の公開待機作は『コドモのコドモ』、『神様のパズル』など。


『リアル鬼ごっこ』
佐藤さんが大ピンチ!
鬼をかわして逃げまくれ!


     



広告・PR

インタビュー