決して繁華街とはいえない倉庫が立ち並ぶ一角。隠れ家的な佇まいに惹かれて店内に足を踏み入れると、そこに広がるのは極力照明を落とした大人な雰囲気の空間。でも、身構える必要はない。メニューを見れば値段はリーズナブルだし、カウンター内のスタッフはTシャツにジーンズとカジュアルなスタイル。なんでも店長の橋本さん曰く「本格的なイタリアンを居酒屋的に会話とお酒を楽しみながら食べてもらいたい」とのこと。
では、料理の実力は?と「本日のおすすめ前菜盛り合わせ」(写真上)で腕試し。たまねぎのオーブン焼やハチノスのトマト煮込みなど5品が並ぶ。たまねぎは1時間じっくり火を通したとあって、口に入れるととろけるように柔らかく、甘味がじんわりと広がる。ハチノスはかみ締めると弾力があって新鮮さを実感できる。続いてボリューム満点の「カルボナーラのスパゲティーニ」を。たっぷりとかけられたパルメザンチーズがまろやかで濃厚な味わい。こんがり焼き目の付いたパンチェッタをパスタとともに食べれば香ばしさとほどよい塩気がプラスされるのだ。
本格的な料理をリーズナブルに、しかも隠れ家的な空間でいただけるのだから、手札に加えないわけにはいかないでしょ!