カウンターには数え切れないほど「尻」の文字がプリントされ、トイレの天井にはお尻の写真が!?「単純にお尻が好きなんです」と笑う店主の松家さん。確かにそれもあるのだろうが、「顔とか前から見える部分ってどうしても繕ってしまいますよね?でも、お尻にはありありとその人の個性が表れると思うんですよ」なんて実は深い理由もあるのだ。だから、ここでは素の自分をさらけ出して過ごすのが正解。
で、お尻好きと公言してはばからない店主が出す料理はいかに?と思っていると、出てくるのは盛り付けを崩すのがもったいなくなるイタリアン。毎日、市場に行って旬のものを買うためメニューは常に変わるとのこと。「前菜盛り合せ」(写真上)もしかり。取材日には白桃とハモンセラーノ、ホタテのソテーキャビア添え、サザエのブルゴーニュ風が宝石のように並んでいた。メインの「皮をカリカリに焼いた本日のお魚料理」(写真中)には鯛が使われていて、弱火でじっくり焼いた皮は、パリッと小気味良い音を立てる。添えられたヤングコーンやズッキーニは野菜本来の甘味が味わえて美味。
これだけのものを食べたならさぞや料金の方は、と心配になるが、お酒をプラスしても3,000円を超えないのだから良心的。