今回は、モコボタンさんからのオススメのお店情報です。夙川に絶品ハヤシライスのお店があるのだとか。「い〜っぱいの野菜が入ってて重みと深みのあるスープと半熟卵が絶妙に合う」とのこと。シェフは、いくつものホテルで修業を積んだベテランで、他にもオリジナリティ溢れる料理があるのだとか。それでは、夙川にある「絶品ハヤシライス」のお店、さっそく取材してきました。
フレンチなのか洋食なのか、食べれば食べるほどわからなくなるのがこちらの料理だ。たとえば「絶品ハヤシライス」(1,800円)。洋食の定番メニューだが、ここでは洋食屋で出されるそれとは少し趣きが違う。グツグツと煮たった土鍋で供されるのだ。4時間煮込んだスープには小麦粉を一切使用せず、とてもまろやか。噛みしめるごとに味わいが増す和牛肉に半熟加減が絶妙の卵などが醸し出す印象は、まるでフレンチの煮込み料理のようだ。ご飯とルウを別々に食べたい衝動にかられるが、ぜひスープの中にご飯をひたしてみてほしい。ご飯粒がしっかりうま味を吸い、日本人が喜ぶ洋食の味わいに着地する。
もうひとつ、洋食屋の定番メニューのコロッケも、ここでは印象をガラリと変える。特に「フォアグラのコロッケ」(1,500円)の姿形は予想外。下から、大根、コロッケ、フォアグラと積み重ねたお皿はフレンチのコース料理のようだ。コロッケにはフォアグラの他、甘さが絶品のタマネギとベーコンが詰まっている。それを大根、ソース、フォアグラなどとあわせていただく。口の中で様々な味の変化が楽しめる料理だ。
もちろん、このフレンチとも洋食ともとれる料理は藤原シェフの確信犯的行い。30年以上、ホテルやレストランの第一線で活躍した結果、「フレンチの素材や技を使って、洋食に仕上げる」という境地にいたった。それも自分の愛するお客さんに料理を肩肘はらず楽しんでもらいたいから。
「だから、うちは幼い子どもさんと一緒でも全然OK。けど、料理人としてのプライドはあるから、他のフレンチレストランと比べても遜色ないものに仕上げるけどね」

