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Meetsな人の20軒

バル 「食べて飲めてノリが良くってしかも今っぽい酒場」ができて、僕らはこういう遊び方が街にあることを知った

寿司屋のカウンターはバーに似ている。
そう思った時から、いろんな寿司屋に行くのが楽しくなった。

なじみの店に一緒に連れていってもらう場合は別として、人から聞いて初めて行く寿司屋さんは、少し緊張する。表の引き戸を開ける時に足がすくむ店もあるし(特に銀座)、カウンターに座っても、ぴんと張りつめた空気になかなかなじめなかったり。

でも、大阪の寿司屋は、そんな空気感のある店はほとんどない。カウンターだけにご主人のキャラクターが前面に出るのだが、店好きとしてはそれが楽しくて通うのである。

「●●さんがプロデュースした立ち呑み屋」なんて店が登場する昨今、店主がやりたいことを貫いているお店って少なくなっている気がする。でも、寿司屋さんはそうじゃないと思うのだ。

「寿司屋なんて、家の近所か会社の近所に、好きな店3軒ぐらいあったらええやん」と言う人もいる。でも私は、自分の肌に合うバーを見つけたいなあ、と思うように、魚の味とか仕込みの具合とか、すし飯の加減とか、ご主人の話し方とか、お酒の種類とか、いろんなことをひっくるめて「ええなぁ」と思える寿司屋のカウンターをいつだって知りたい。バーと同じように、「私は好きだけど、彼には合わないかも…」という場合もあるだろう。カウンターの店は、とても個人的な好みによると思うから。

店主みずから目の前で料理したものを、その場で食べる。そんな逃げられないようなスタイルの究極が寿司屋のカウンター。「彼氏の手料理」ふうなものは出せるはずがない。というわけで、寿司屋通いにはハマッているのです。

(文・金馬由佳)
寿司

寿司

寿司

寿司

ミーツな人のオススメバー

ミーツな人のオススメ1軒

[千成寿司] (大阪・淡路)
モダンな江戸前スタイルで、しかも気軽。
若いご主人が醸し出す空気にほろりとなごめる。


初めて行ったときは、モダンな佇まいにちょっと緊張。でもカウンターに座ってすぐ、ご主人を前にしたら、そんなドキドキはふっとんでいった。若いご夫妻が自然体でやりたいことをやっている、そんな空気が満ちていて、とてもリラックスできる。おまかせの合間に出される炭火であぶった(!)トマトや、山菜のサラダなども、気が利いているし、なにより、気楽なムードがいい。

一緒に行った友人が普段より饒舌になっているのも、なんだかおかしかった。聞きたいことは気軽に聞けるし、注文のタイミングもはかりやすいのだろう。いつもより、日本酒が進んだかもしれない。ここなら一人でも来られるなあ。ちなみにすし飯は赤酢、つぶ感のある硬めのご飯で、人肌のぬくもり。魚の種類は多くないが、丁寧に仕込まれたものばかり。

清潔な白木のカウンターは7席で、一人で握ったときに目の届く範囲。キャラ立ちしている大将のカウンターは必ず8席以下というのも興味深い。
(文・金馬由佳)

[千成寿司]
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[千成寿司] (大阪・淡路)

[千成寿司] (大阪・淡路)

[千成寿司] (大阪・淡路)