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「本物のポルトガル料理は、うちでしか食べられない」その根拠は、日本で唯一のポルトガル人シェフがいるから。並ぶメニューに日本人向けのアレンジは皆無だが、不思議なのがそれらの料理が胃袋に違和感なく着地すること。魚介鍋の「海の幸のカタプラーナ」は、豊富な魚介と、パプリカやタマネギなどの具がゴロゴロと入り、殻付きの海老を潰してとったダシが旨味を引き立てる。 |
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出されるメニューは周囲を海に囲まれたヴェネツィアならではの魚介料理。「スズキの備長炭焼きレモン添え」は素材の味を十分に引き出すために余計な調味料は使わない。ただ、スズキを食べていてピリッと舌の上に残る辛味がある。正体はコショウ。ヴェネツィア料理ではコショウがよく使われるが、それは中世に東西交易でコショウを取引していた名残なのだという。 |
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オランダといえば「パンネンクーケン」。パンケーキのことだが、現地ではお菓子ではなく具にベーコンやチーズをのせる立派な食事。こちらの「パンネンクーケン」も、店長富岡さんが13年のオランダ滞在の間に、行きつけのお店で教えてもらった現地の味だ。ムチっとした食感がチーズやベーコンなどのシンプルな具材の旨味を引き立て、ピザ感覚で食べられる。 |
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「みんなで少しずつ色んなものを分けて食べるほうが嬉しいでしょ」と、メニューはすべてアラカルト。取り分けスタイルが前提ゆえ、料理も1皿=1人前仕様ではない。「活オマール海老のリングイーネ」は1皿に殻付きオマールがゴロッと半身。殻の内側の身も肉厚で、パスタ料理ながら、具材の海老だけでもメインになり得る充実感。 |
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スペインバルでメニューに並ぶ料理といえばタパスだが、こちらではそのラインナップが50種を超える。ハモンセラーノやオリーブなど簡単なアテをはじめ、オムレツやアヒージョ(オイル煮)、スペイン風揚げパイなど、例を挙げればキリがなく、オーダーに迷うことは必至。スタッフに声を掛ければ、お客さんの好みやお酒に合わせて料理をセレクトしてくれる。 |
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