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教えて!おでかけのプロ

教えて!おでかけのプロ冬の渡り鳥を知って楽しむプロ!

今回の教えて!メール

件名

教えて!バードウォッチングの楽しみ方

毎年冬になると、近所の川や池に、普段見かけない綺麗な野鳥がたくさんやってきます。今年の冬は見るだけでなく、どんな鳥かを知ったうえで、じっくり観察してみたいと思っています。とはいえ、バードウォッチングは全くの初心者。知っておいたほうがいいことや、おすすめのスポットなどがあれば、ぜひ教えてください!

送信者

奈良市 Sさん

私がお答えしましょう!大阪南港野鳥園 観察指導員 石井正春さん

石井正春さん

[大阪南港野鳥園]にて野鳥観察の指導をするほか、ここを訪れるシギやチドリ類の保護活動に取り組んでいます。貝やカニなどが多く生息する干潟や湿地は、シギ・チドリ類にとって格好の餌場。その環境を守るため、日本だけでなく東アジアやオーストラリアともネットワークを作り、広い地域から得られる情報を元に、湿地や干潟の保全活動への取り組みも行われています。

大阪南港野鳥園
大阪南港野鳥園

[大阪南港野鳥園]
住所:大阪市住之江区南港北3-5-30
TEL:06-6613-5556
開園時間:9:00AM〜5:00PM
定休日:水曜休(祝祭日の場合は開園)
HP:http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/
アクセス:大阪市営ニュートラム「トレードセンター前」駅より徒歩約13分

日本にやって来る美しい渡り鳥の世界を楽しもう!

「日本にはどんな渡り鳥がやってくるの?」

近畿圏でよく見られるオナガガモ、ハシビロガモ、コガモ、スズガモ、マガモなどは冬になるとシベリアから日本にやって来ます。トモエガモは東アジアから飛来し、北陸で越冬しますが、ごく稀に近畿圏でも見られますよ。

春先には、[大阪南港野鳥園]にシギ、チドリ類がやって来ます。彼らは、繁殖地のシベリア東部と越冬地の東南アジア・オーストラリアの間を往復するので、日本はちょうど通過地点に当たるんですね。旅の途中、彼らはここで2週間ほど滞在し、ヨコエビや貝などをたくさん食べて体力をつけ、再び長い旅へと出発します。

オナガガモ、ハシビロガモ、コガモ、スズガモ、トモエガモ

「初心者は“カモ”に注目?!」

カモにとって、春に繁殖地に帰るまでの数ヵ月は恋の季節。オスはメスにアピールするため、羽の色が派手になります。この時期は種類を見分けやすいので、初心者の方はカモの観察から始めてはいかがでしょうか。

カモのオスは、メス1羽を10羽くらいで取り囲み、嘴で水を跳ね飛ばしたり、体をキュッと反らしたりしてメスにアピールします。毎年つがいが変わるので、この時期はみんな恋の相手探しに大忙し。ちなみに、仲のいい夫婦の代名詞・オシドリも、実は毎年つがいが変わるんですよ。

水辺の草の中で採餌するカモ

また同じカモでも、エサが異なるので食べ方も様々です。水面の有機物をペチャペチャと音を立てながら食べるハシビロガモ、逆立ちをしてエサを採るオナガガモなど、それぞれの行動を観察するのも面白いですよ。

「ほかにはどんな野鳥がいるの?」

火打石(ひうちいし)をこすった時に出る音に似た鳴き声をするジョウビタキ、公園や道路の植え込みの下で「チッ、チッ」と地鳴きするアオジ、青い羽が美しいルリビタキなどがいます。また、“渓流の宝石”と呼ばれる美しいカワセミも都会の水辺にやって来ます。

最近では、道頓堀でも見かけることがありますよ。どれも冬にしかお目にかかれない、珍しい野鳥です。

ジョウビタキ、ルリビタキ、カワセミ、カワセミ

「バードウォッチングに必要な道具は?」

双眼鏡

双眼鏡 :
軽くて持ちやすく、倍率が8〜10倍はあるメーカーの製品がおすすめです。

望遠鏡

望遠鏡 :
双眼鏡に物足りなくなったら、20〜60倍まで見られる望遠鏡を。ただし、高価なものなので、野鳥の会が主催する野鳥観察会などに参加して使わせてもらったうえで、必要かどうかを判断するのが良いかもしれませんね。

ハンディタイプの図鑑

ハンディタイプの図鑑 :
写真ではなくイラストで解説されているものは、それぞれの特徴をわかりやすく描いているので、初心者の方におすすめです。

フィールドノート

フィールドノート :
その日の気温や天候、観察した野鳥などをノートに記録しておくと、観察がますます楽しくなりますよ。

□双眼鏡の使い方 :
接眼レンズを目の幅に合わせて、一つの穴に見えるよう調節します。右目を閉じて、左目だけでピントを合わせ、次に右の接眼レンズについている視度調節リングで補正します。

双眼鏡の使い方

「どこに行けば渡り鳥に合えるの?」

川や湖沼、海岸に近い大きな公園に行けば、野鳥を見ることができます。風を通さないダウンジャケットを着るなどして、暖かい格好で出かけてくださいね。

[大阪南港野鳥園]

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住所:大阪市住之江区南港北3-5-30

海岸を埋め立て、林や丘、干潟などの環境を人工的に造った公園。大阪湾に面した池や干潟には多くのカモ類が飛来し、カモを狙うチュウヒやオオタカなどの猛禽類も見られますよ。

[昆陽池公園(こやいけこうえん)]

住所:伊丹市昆陽池3丁目

秋から冬にかけてはカモなどの水鳥、春にはハクチョウが見られます。水鳥に餌をやるための給餌池に突き出た野鳥観察橋は、野鳥を間近で見られる人気のスポットです。

昆陽池公園のHPはこちら

[京都御苑]

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住所:京都市上京区京都御苑3

苑内には、出水の小川が整備されており、シジュウカラやメジロ、コゲラなどが訪れます。また、水辺ではマガモやカルガモ、ゴイサギの姿も観察できます。

[淀川]

大川と新淀川との分岐地点・大堰(おおぜき)〜河口にかけては、淡水と海水が混ざり合うエリア。ここには、淡水でも海水でも棲息できるマガモやヒドリガモ、ホシハジロなどのカモ類が多く訪れます。また、十三や高槻市鵜殿の河川敷にある葦が生い茂った原っぱでは、フクロウの仲間であるコミミズクが見られることもありますよ。

教えて!おでかけメール

家族でのおでかけが最近マンネリ気味、年頃の娘の気持ちがわからない、運転は下手だけどドライブ好き…など。おでかけに関してお困りの方に、eo編集部推薦の“おでかけのプロ”がお答えします。お困りの際にはプロを!皆さんからの「教えて!メール」、お待ちしています!

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