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新しいおでかけに挑戦したいけど、どうすればいいかわからない。そんな方に、おでかけのプロが楽しみ方を指南します。今回は、湖畔の町・近江八幡を楽しむプロを紹介。
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教えて!夏の小旅行にぴったりのスポット |
夏といえば、海や山でアクティブに遊ぶ人が多いようですが、私は夏の暑さもアウトドアも大の苦手。ここ数年、真夏は家で過ごすことがほとんどで、出かけても街でショッピングをする程度。1日中おでかけをすることはほとんどありませんでした。でも今年はもっと夏を満喫するために、少し遠出をしてみたいと思っています。関西圏ながら涼しくて、夏の味覚も味わえる。こんなワガママな小旅行が楽しめるおすすめの場所があれば、ぜひ教えてください! |
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豊中市 Fさん |

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琵琶湖の湖畔に暮らして69年という今回のプロ・小川さんは、毎日早朝から琵琶湖に船を出し、魚を獲る漁師さんでもあります。1973年からは民宿の経営もはじめ、自ら獲った湖魚の郷土料理で多くのゲストをもてなしてきました。今回は、そんな近江八幡を知り尽くしている小川さんに、夏の近江八幡の楽しみ方を教えていただきました。 |
雄大な琵琶湖をはじめ、葦原(あしはら)の間を流れる水路や八幡堀など、水に恵まれた近江八幡市は、夏の暑さを忘れさせてくれる都心に近い避暑地。水上を渡る涼しい風を感じながら、夏ならではの近江八幡の魅力スポットへおでかけしてみませんか?
船頭さんによる手こぎ舟で、琵琶湖八景のひとつ、近江八幡の水郷巡りが楽しめます。葦原で子育てをする愛らしいカイツブリ(滋賀の県鳥)の姿や水路を吹き抜ける涼風が、情緒ある夏の舟遊びを演出してくれます。狭い水路を抜けて広い湖沼に出ると、安土山や八幡山が目の前に。約400年前には風雅を愛した豊臣秀次も、この水郷に舟を出して茶会や句会を楽しんだとか。舟旅の途中には時代劇のロケにも使われる木製橋も見ることができ、近世の時代にタイムスリップしたような心地に。 |
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1717年(享保2年)に創業した近江を代表する蔵元、[西勝酒造]。その明治建築の酒蔵を改装したのが[酒游館]。白壁土蔵造りの店内はひんやりと涼しく、炎天下で散策した後の休憩スポットに最適。店内のサロンでは、近江八幡の郷土料理や地酒、酒の仕込み用の水で淹れるコーヒーや抹茶などが味わえます。また併設の多目的スペースでは、昭和30年頃まで実際に使われていた酒造道具を常時展示。さらに陶芸や染色、絵画、書、写真、木工などの作家作品の展示、ライブや芝居、映画などのイベントが開催されることも。 |
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近江の旧城下町のそばにそびえる、琵琶湖国定公園・八幡山。山麓から山頂までは、ロープウェーで約4分。滴るような緑のなかを上るにつれ、近江の町並み、西の湖と琵琶湖のふたつの湖が目の前に広がっていく光景は圧巻。標高271.9mの山頂には、1585年(天正13年)に豊臣秀次が築いた八幡城の跡が残ります。なかでも本丸跡には[村雲瑞龍寺(むらくもずいりゅうじ)]という寺院があります。これはもともと京都村雲にて、豊臣秀吉の後継者争いに巻き込まれ自害させられた豊臣秀次の菩提を弔うために建てたものを、この地へ移築したもの。歴史と八幡山や琵琶湖の涼風をともに楽しめる、絶好の観光スポットです。 |
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夏の近江八幡で旬の食べものといえば、琵琶湖で獲れる天然ウナギ。そんなウナギは近江一帯で味わえますが、単に食べるだけでなく、旅気分を楽しみながら味わいたい!と思えば、近江八幡の離島、沖島へ! 住民のほとんどが漁師家庭のため、ここでは毎朝獲れたてのウナギが食べられるほか、琵琶湖ならではの珍しい湖魚を使った料理に出会えることもあります。 また島には、現在の浄土真宗の礎を築いた蓮如上人直筆の虎斑の名号(とらふのみょうごう)と正信偈(しょうしんげ)を公開する西福寺をはじめとする寺社仏閣など、見所が点在。凪いだ湖の向こうに見える長命寺山や鈴鹿山系、比良山系の雄大な眺望も、湖上に浮かぶ島だからこそ見渡せるもので、遠出をしたようなワクワクした旅気分を盛り上げてくれます。
【湖上荘】食事のみの利用も可能な民宿。漁師でもあるご主人が、早朝に沖で獲ってきたばかりの魚を使い、多彩な料理を振る舞ってくれます。夏の旬は、天然ウナギ。蒲焼や白焼などは肉厚で脂も乗っていて、食べ応え十分! | ![]() |
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「コース料理(昼限定)」 5,000円〜 食後はご主人お手製のウッドデッキでノスタルジックな琵琶湖の風景を眺めるもよし、島内を散策するもよし。 |
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近江八幡の旅の締めくくりは、お土産選び。城下町として栄えたという土地柄だけあり、ここには名物をもつ老舗が多数点在しています。今回は、3店の老舗から夏にぴったりのお土産をご紹介。
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■[酒游館]の「純米吟醸 さかやうた」鈴鹿山脈から流れ出る愛知川の伏流水と近江米を使い、昔ながらの製法で造ったお酒。辛口でキレがよく、冷酒にして味わうのが最も美味しい飲み方だというから、夏にぴったり。酒の肴も欲しい人は、「琵琶湖の小鮎の佃煮」や「丁字麩の辛子酢味噌和え」「赤こんにゃくの土佐煮」など、近江八幡の珍味5種類がセットになった「きき酒セット」(1,400円)をどうぞ。 |
■[吉井商店]の「赤こんにゃく」こんにゃくといえば白色か灰色ですが、近江八幡の冠婚葬祭では赤いこんにゃくが登場します。着色は三二酸化鉄というものでおこなっているため、通常のこんにゃくより鉄分が多いのが特徴。サッと茹でて海草とのミックスサラダにしたり、鉄板焼などにどうぞ。また練り物の中に赤こんにゃくを隠した「こんにゃくかくれん棒」は、日本でもここでしか手に入らない貴重な一品。 |
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■[たねや]の「五六あわせ(ごろあわせ)」和菓子の老舗[たねや]の夏限定商品。ところてん突きのようにゼリーを押し出していただく、遊び心ある涼果。味は、近江の隠れた茶の産地・信楽朝宮産の茶葉を使用した「抹茶」、和歌山県産南高梅が一粒丸ごと入った「南高梅」、波照間産の黒糖をブレンドした「黒糖」の3種類。冷蔵庫で冷やしていただけば、ヒヤッ、ツルッ!とした喉ごしが涼を呼んでくれる。抹茶には豆乳、黒蜜には黒豆やきな粉を添えるなど、自分好みにアレンジして、美味しさのバリエーションを楽しんで。 |

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