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新しいおでかけに挑戦したいけど、どうすればいいかわからない。そんな方に、おでかけのプロが楽しみ方を指南します。今回は、おいしい野菜を買うプロを紹介。
![教えて!おでかけのプロ [新鮮でおいしい!農園直売店で野菜を買おう]](../../img/070925/pro_top.jpg)
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教えて!おいしい野菜が買える場所 |
2歳半になる娘は、うちのベランダのプランターで育てているトマトが大好き。朝、起きたら、トマトをもいで食べるのが日課になっています。とはいえ、採れる量は限られているので、実が熟れていない日はスーパーで買ってくることも。でも、いくらおいしそうでも絶対に食べてくれません。都会のマンション暮らしでは、毎日食べられるほどの野菜を育てるのは難しいけれど、たまには新鮮な野菜を食べさせてあげたいと思っています。どこか、採れたての野菜が買えるお店、教えてもらえませんか? |
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摂津市 Yさん |

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「食材と消費者をつなげ、日本の食文化を感じられるような料理を作りたい」と話す料理人の森田さん。大阪・船場の割烹で腕を振るう一方で、有機野菜を使った料理教室や有機野菜に関する講演会を開催するなど、精力的に活動しています。その傍ら「食材についても勉強したい」と生産現場を訪問。これまでに、30人以上の生産者に会ったのだそう。「生産者さんに会うたびに、彼らの安心・安全な野菜を作りたい、というこだわりを痛感します。その一生懸命さを、料理を通して多くの人々に伝えられたら」と生産者の思いを野菜に託し、料理に取り組む森田さん。今回はそんな野菜を知り尽くした“野菜のプロ”が、採れたて野菜が買える店のうち、生産者に会える直売店をピックアップ。また、そこでの楽しみ方も教えてくださいました。 |
農園直売店には、その日の朝に収穫したばかりの新鮮野菜が盛りだくさん。一見、一般のスーパーや八百屋などの小売店で売られているものとたいして差はないように見えるものもありますが、鮮度は格段に違います。というのも、小売店で売られている野菜は、収穫した翌日に中央市場に出荷され、その翌日に配送センターへ。さらに翌日、店頭に並べられるのです。つまり、収穫後3日も経っているんですよ。
また、収穫のタイミングも大きく違います。小売店で売られている野菜は、腐ったり形が崩れたりするのを防ぐために、完熟前に採られるケースがほとんど。たとえばトマトなら、店頭に並ぶ頃に赤く色づくよう実が青い時期に収穫されます。だから、見た目は赤いのに味は薄いんです。一方、農園直売店では栄養をたっぷり含んで熟したものを収穫するので、甘みが強くて味があるんです。野菜嫌いのお子さまも直売店の野菜なら喜んで食べる、という話はよく聞きますが、一口食べれば納得できますよ。
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安心・安全な野菜づくりに勤しむ農家さんは料理人からの信頼も厚く、珍しい野菜の栽培を頼まれることも少なくありません。中には、白いナスやひょうたん型のカボチャ、四角いマメ、赤いオクラ・・・、と見ているだけで楽しくなってしまう色や形の珍しい野菜も。 |

農園直売店では、安心・安全でおいしい野菜を買うほかにも、楽しみがいっぱいです。たとえば、使ったことのない珍しい野菜の料理方法を教えてもらえるのは、直売店ならでは。というのもこうした店には、おいしい野菜を求めて料理好きが訪れるので、情報がたくさん集まり、自然と店の人も博識になるんですよ。また、同じ野菜でも旬の手前か旬の最後の方など時季によって、味や質、最適な調理法も異なるため、その時季にピッタリの食べ方を教えてもらうことができます。さらには、いつ、どの野菜がおいしくなるのかといった情報も。野菜を通じて、季節を感じられるのも直売店のいいところですね。
農園直売店の中には、野菜を販売するだけでなく、畑で収穫体験をさせてくれるところもあります。トマトやクワイがどんな風になっているのか、オクラの花は何色なのか、いつが食べごろなのか、といったことを学んだ後は、採れたて野菜を堪能できます。こういう体験を通して野菜のおいしさに目覚めたお子さまは少なくありません。実際、私も採れたてのアスパラガスを食べて驚きました。市販のアスパラガスは火を通さなければエグみがありますが、採れたばかりのものは生で食べるとすごくおいしいんですよ。トウモロコシも、新鮮なものは生のほうが美味です。
私の息子も畑で、野菜をもいで食べるのが大好きなんです。だから、叱るとき「もう、畑に連れて行かへんで!」と言うと効果てきめん(笑)。子供にとっても、畑で野菜を採って食べるという経験は、レストランでおいしいものを食べるのとは違う喜びがあるようです。
広さ約4,000平方メートルの畑で育てられる野菜は、年間なんと約50種類。「野菜づくりは土づくりから。自家発酵した有機堆肥を使用しています」と園長の安田さん。完全無農薬とはいかないまでも、安心・安全な野菜を提供するために有機栽培を目指しています。夏の畑には雑草がいっぱいで「刈り取るのが大変なんです」と安田さんは苦笑しますが、そんな苦労があるからこそ、消費者に喜ばれる野菜ができるのでしょう。
夏は豊中市内の[ビストロ疋田]の依頼を受けて栽培した四角マメのほかに、大小様々なトマト、オクラの一種・スターオブデイビッド、白ナスなどが店頭にズラリ。秋には、天王寺カブラや田辺大根などの浪速伝統野菜、ホウレンソウ、キクナなどが登場します。また、収穫体験をしたり、採れた野菜でサンドイッチなどを作って食べるランチ会を実施したり、と楽しみも盛りだくさん。ピクニック気分ででかけてみては?
新御堂筋から200mほど西へ入ったところにある[平野農園直売所]。ここでは、平野紘一さんが育てた大阪府認証「大阪エコ農産物」の野菜を買うことができます。「うちは、有機栽培の自然農法で育てているので、安心して召し上がっていただけますよ」と平野さん。秋から冬にかけては、ホテルレストランから注目されている手の平サイズのハクサイや里芋の一種・セレベスのほか、他の生産者から送られてくる、勝間南京や泉州黄タマネギ、田辺大根などの珍しい浪速伝統野菜が店頭に並びます。中でも吹田クワイは、江戸時代、御所に献上したといわれている高級野菜。しばらくの間、生産が途絶えており“幻の野菜”と言われていましたが、2002年に平野さんが復活させました。
しかし吹田クワイは、未だ市場に出回っていない貴重な野菜。[平野農園直売所]でしか手に入れることができないため、お正月前には吹田クワイを求めて多くの人が同店を訪れます。また秋には、サツマイモ堀体験を1株200円という良心的な料金で楽しませてくれるので、お見逃しなく!
※サツマイモ堀(要予約)は10月10日〜
原木に生えたシイタケ狩りが楽しめる、関西でも珍しいスポット。通常のシイタケに比べて肉厚なのは「標高が高く、寒暖の差が激しいため、厚みのあるしっかりしたシイタケが育つんですよ」と代表の渡辺美広さん。もちろん、この健康的なシイタケは、手間隙かけた栽培の賜物でもあります。通常のシイタケは、おがくずやフスマなどを混ぜて固めたものに、人工的な栄養剤を混ぜてシイタケ菌を植え、3〜4ヵ月で収穫。
一方こちらでは、ナラやクヌギの木にシイタケ菌を植え付け、温度や湿度管理に気を配りながら、半年〜1年以上かけて丹念に育てているのだそうです。「木の栄養だけで育てる自然栽培なので、完全無農薬・無添加。安心して召し上がっていただけますよ」と渡辺さん。収穫したシイタケは持ち帰りOK。また、隣接する食事処「ささゆりの里」の炭火焼メニューと一緒に楽しむこともできます。
土や天然木など自然素材を取り入れた店内が心地いい[愛農人]は、有機・無農薬野菜をふんだんに使った料理が味わえるレストラン。食事だけでなく野菜の販売も行っており、毎週土曜日の朝10時からは、有機野菜などを販売する生産者直売の朝市「ファーマーズマーケット」を開催。この日の店頭には、三田市や丹波地方で育った元気いっぱいの野菜がズラリ。おいしい野菜と生産者との会話を楽しみに、多くの人で賑わいを見せます。
平日は、併設されているショップで有機野菜を購入することが可能。秋には、地元兵庫県の丹波市や篠山市、三田市で栽培されたサツマイモやカボチャ、ゴボウ、ニンジン、ネギ、小松菜のほか、長野県産リンゴ、奈良の柿、種子島の安納芋、有田のみかんといった旬のものが満載。野菜を使った料理教室などのイベントもお楽しみに。
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